脱毛のチラシや宣伝を見ると、著名なタレントやモデルが大きく宣伝しているものの、実際にはどんなことをするのか、どれくらいお金がかかるのか、利用者が気になる情報があまり書かれていませんね。
そうした宣伝方法が脱毛サロンの敷居を高くしているように思います。
では、本当に脱毛サロンは敷居が高いのでしょうか?
なぜ脱毛サロンは敷居が高いと思われるのか
脱毛サロンがどうして敷居が高いと感じるのか、その理由について考察しました。
脱毛している様子がわからない
サロンのホームページでは、どこの会社でもかわいらしいモデルの女性が大きく紹介されています。
脱毛が完了するまでの流れを知りたくても、ホームページのどこを見ればいいのか、脱毛の様子がわかるページになかなかたどり着かなくて、全容がわかりにくく感じるのです。
ホームページのトップ画面では「まずはカウンセリング予約!」とありますが、脱毛について何もわからない状態で予約できる人はおそらくいないでしょう。
実際には、サロンによって使用するマシンや脱毛後のケア方法は異なります。
ネット上で多くの情報を公開すると、企業秘密が漏れてしまうこともあってあまり大々的に公開しているサロンはほとんどありません。
ですから「脱毛ってどんなことをするのかよくわからない」というイメージを抱いてしまい、敷居が高く感じてしまいます。
どうしても脱毛サロンの様子が知りたい場合は、サロンにカウンセリング予約を入れて、スタッフから話を聞くことが一番の近道です。
なお、カウンセリングの時間はおよそ30~1時間程度で終了します。
どのサロンも、しつこい営業はほぼありませんし、親身になって相談に乗ってくれるので安心して利用してみましょう。
その際、わからないことをすぐに聞けるようにあらかじめ疑問に思ったことをメモしてからカウンセリングに参加することをおすすめします。
料金体系が分かりにくく、高額
電車の広告やホームページで宣伝している料金はどれも驚くほどリーズナブルです。
「ワキ脱毛6回○百円」などのキャンペーン価格は驚くほどリーズナブルで、一見すると敷居は決して高くなく、お試しでやってみようかなという気持ちになるでしょう。
しかし、カウンセリングで勧められるのはワキ、Vラインなどの部分脱毛ではなく、全身脱毛がほとんどです。
どこのサロンでも、部分脱毛より全身脱毛の方が安い価格設定になっています。
実際に、脱毛サロンで脱毛をする利用者のほとんどは全身脱毛を利用しています。
ホームページの料金表を見ると「18回○十万円」など、価格が高額で気軽に始められるものではないとわかります。
この価格設定が脱毛サロンの敷居を高くしている要因なのです。
確かに、ムダ毛の処理が不要になるくらい、脱毛するには回数を重ねなければなりません。それに伴い料金はどうしても高額になります。
ですが、どのサロンでもクレジットカードの分割払いを利用できたり、ローンを組んだりできるので、支払い方法についてはカウンセリングで相談してみるのがおすすめです。
VIOなど、見られたくないところを見られるのが恥ずかしい
全身脱毛の契約をする場合、ワキや腕、足などのムダ毛が気になる箇所だけではなく、他人に見られたくないようなVIOラインの脱毛をしてもらうことになります。
自分でもじっくり見る機会などあまりないような箇所を、サロンのスタッフに見られるのが恥ずかしくて、脱毛をちゅうちょする方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、VIO脱毛についてサロンのスタッフの方に話を聞いてみると「仕事で毎日見ているから全く気にしていない」という回答でした。
他人に見られたら恥ずかしいVIOもサロンのスタッフにとっては「腕や脚と同様、脱毛する箇所の一つ」で、恥ずかしい感情は全くないのだそうです。
はじめは誰でもVIO脱毛は恥ずかしいと思うものです。
回数を重ねていくうちに脱毛にも、見られるのにも慣れて、恥ずかしさはなくなると言います。
あえて恥ずかしがらないポイントを挙げるなら、施術を受けるときに恥ずかしがらないことです。
施術を受けていくうちに恥ずかしさも薄れていきます。
サロンの雰囲気はどのような感じか
自分が通う脱毛サロンがどのような雰囲気か知りたいという方も多いはずです。
脱毛サロンは、店舗によって内装も雰囲気も全く違います。
リラックス系の有線放送を流しているサロンもあれば、アロマをたいていてとてもいい匂いのするサロンもあります。
ひとつだけ、どのサロンにも挙げられる共通点があるとしたら、「清潔感があること」です。女性の体に触れて作業をするだけあって、店内は隅々まで清掃が行き届いています。
サロンスタッフの身だしなみもきちんとしていて、長い髪はきれいにまとめられて、爪は短くしています。
どの脱毛サロンでも、清潔感をとても大切にしていることがよくわかります。
また、内装の違いで言えば、例えば料金が他社よりも比較的高額なサロンでは、店舗の内装にも投資しているところが多く、豪華な家具を使用したり、おしゃれな雑貨類を設置したりしています。
反対に、安さを売りにしている脱毛サロンの場合、内装はいたってシンプルです。
個室と個室の仕切りにカーテンを使用したり、店舗をおしゃれに飾る雑貨類などもなかったり無駄を省いた内装が特徴です。
最近では、こうした脱毛サロンに潜入して店内の写真を撮影し、脱毛の様子をレポートしたブログやサイトが多数存在します。
店舗の内装、脱毛の方法、個室の画像など、サロンの公式ホームページで公開していないような情報や実際に脱毛した感想、カウンセリングでスタッフと話したことなどが掲載されているので、サロン選びの際の参考になるかもしれません。
気になるサロンと支店名を検索して、店舗の情報をしっかり把握してからカウンセリングに行ってみると良いでしょう。
実際、敷居は高くない
実際私もこれまでに複数の脱毛サロンでカウンセリングを受けてきましたが、どのサロンでも、丁寧な接客を受けられますし、カウンセリングでも気軽に質問できました。
また、客層を見ても20~30代の若い女性を中心に来店していて、お金持ちの方が利用するものではないものだとわかりました。
どこのサロンも、受付にはソファーやイスが設置されていて、ファッション誌が何冊も置いてあり、自社の商品の紹介したポップも置かれていて、美容院に通うのと同じような感覚です。
脱毛サロンは決して敷居の高い場所ではありません。
はじめはどのサロンでも緊張しますが、一度足を運んでみればお店の雰囲気がわかって「こんなもんか」と安心して利用できるはずです。
まずは気軽にカウンセリング予約してみよう
先述した通り、脱毛のカウンセリングでは、ホームページではわからないような脱毛の方法だけでなく、その人の希望や予算にあった見積もりを作成してもらえます。
気になるサロンをピックアップして、まずはカウンセリングに行ってみましょう。
カウンセリングに行ったサロンで、その場で契約する必要は一切ありません。
しつこい営業はほとんどないとはいえ「その場で契約すると○万円引き」と、割安な価格を提案してくるところもありますが、こうした誘い文句に乗らないよう、注意が必要です。
通える範囲にある店舗のカウンセリングに行き、店舗の雰囲気、料金、脱毛方法など、他のサロンと比較してしっかり納得した上で契約することをおすすめします。